2016年9月28日水曜日

倉沢林道



タマチャリンさんに薦めて戴いた、奥多摩の倉沢林道を走ってきました。
往路は町田街道⇒R16⇒青梅街道⇒日原街道・復路は青梅街道⇒吉野街道⇒滝山街道⇒R16
滝の多い林道という評判通り、絹布のような滑滝や真直ぐの白糸、幾つもの釜を作って落ちる滝など、美しく、バラエティに富んだ水辺の景色を楽しむことができました。

四時出発。日中は晴れの予報ですが、日の出前の時間帯は霧が出ていました。工学院の坂から見る八王子の街は靄の中。拝島で朝食後、青梅街道に入る頃には早くも、何台もの自転車に追い越される道行になりました。青梅マラソンのコースにあたるせいなのか、ランニングの人の姿も多く目を引きます。八時半に奥多摩駅前に到着。日原川に沿って走り始めると、早くも息が上り先が思い遣られます。

鍾乳洞や雲取山の登山口に向かう客の車なのか、日原街道は道幅が狭いわりに交通量が多く、神経を使います。バスの本数も多いですが、運転手さんは離合や追い越しでこちらの存在に気を留めて下さるので、とても有り難いです。三年前に走った川乗林道の入口を過ぎ、 九十九折れを喘ぎながら上ると、石灰採掘場の白い絶壁が見えました。九時過ぎに本日の目的地・倉沢林道の入口に到着。手前にある倉沢橋は橋下の高さが61mで、東京都が管理している中で一番高い橋なのだとのことです。




さて倉沢林道。

走り出してすぐ現れる切り通しの威容に一瞬怯みますが 季節が良かったのでしょうか、緑の天蓋にみずみずしさを感じこそすれ、暗い雰囲気は微塵も感じられません。
シダや苔の緑がひと際、鮮やかに感じられる点は、一昨年夏に訪れた八ヶ岳の大石川林道に似ているかも。 ドロドロ・ギトギトの日常から抜け出して来た身には、清冽さ、透明さが心に沁みます。
倉沢の、ひたすらに美しい渓流。雨上がりとあってか、水量豊富で力強い滝の数々。腐葉土と岩の間を通って来た伏流が、沸き立つような感じで林道脇に流れ落ちています。

・・・そして魚留橋から見える滝・・・!

幾つも釜を作りながら、青い淵へ注ぐ様子の美しさ。タマチャリンさんの記事のよると、通行止めとなるこの橋のさらに先、「地蔵橋」からも見事な滝を見ることが出来るとありますが、十年選手のリーボックのソールが怪しくなってきたので、後ろ髪を引かれつつ、引き返すことにします。




林道の周囲は杉・檜の植林の割合が高めですが、終点辺りは落葉樹の森で、あと二月ほど経てば紅葉の方もさぞや・・・と思わせるものがありました。タマチャリンさんの言葉をお借りするなら、文字通り『昭和のカレンダー』みたいな景色になるのではないでしょうか?魚留橋の上でお弁当食べたり、滝を愛でたりして十五分ほど休憩し、十時半前林道を下り始めました。
上るときにはあまり意識しなかったのですが、石が転がる路面は濡れて滑りやすく、転んだら自走で帰ることが出来なくなってしまうので、押し歩きも交えながら慎重に下ります。ダート路面より舗装箇所が意外に難敵で、水が流れる底が苔生しているので、後輪が簡単にロックしてしまいます。押し歩きでも滑る、スペル。。。
・・・行きに一時間掛かった道程を二十分で下り、倉沢林道を脱出。日原街道を飛ばして十一時に奥多摩駅前に着きました。

ビジターセンターでトイレ休憩。















帰路に就いて暫くは青梅街道を東へ。切れ間なくロードバイクとすれ違います。やはりタマチャリンさんの記事を読んでから気になっていた、御岳にある多摩川左岸の遊歩道に寄る予定だったのですが、何となく雲行きが怪しくなってきたので、青梅街道より楽に下れる吉野街道を走ることにします。古里で万世橋を渡り多摩川の右岸へ。やはりこちらの方が交通量もアップダウンも少なくて楽チンです。シームレスに滝山街道へ。満地トンネルを抜けた所で車の流れが悪くなり何か?と思いましたが、果たして渋滞の先頭にはお神輿が・・・(^ ^;)もう、そんな季節なんですね。




秋の気配に触れることが出来たのもつかの間、残りの道程はともかく暑くて、暑くて。
十三時前に、予定より早くひよどり山道路の入口に着いたので、道の駅滝山でコーラ休憩。。。(^ ^;)
八王子から帰る際の最後の関門・御殿山の工学院の坂では心が折れそうになりましたが、漫画太郎先生が描くキャラクターみたいに、いろんな穴から液体を垂れ流しながらも、何とか足つきせずに上ることが出来て、十五時半前に無事帰宅。

林道そのものの延長は短めでしたが、雨上がりの瑞々しい森の匂いに癒された一日でした。

とりあえず、ゴールデンウィーク明けの犬越路林道・神之川林道以来となる150km超ライドとなりました。。。
時間とか速度的なことは、いつも通りルートラボの方で・・・m(_ _)m






こちらも宜しくお願いしますm(_ _)m
川乗林道・日向沢林道(東京側)・踊平トンネル←新タブで2013年1月28日付記事が開きます。
大名栗林道・広河原逆川林道・有間峠・日向沢林道(埼玉側)←新タブで2013年1月13日付記事が開きます。
大ダワ(鋸山林道)・梅ノ木峠(岨端沢林道・大入林道 )((前半))←新タブで2010年10月23日付記事が開きます。
大ダワ(鋸山林道)・梅ノ木峠(岨端沢林道・大入林道 )((後半))←新タブで2010年10月23日付記事が開きます。
大ダワ(鋸山林道)・梅ノ木峠(岨端沢林道・大入林道 )((後半))←新タブで2010年10月23日付記事が開きます。
泉水横手山林道(林道泉水横手山線)・泉水谷 その①←新タブで2010年11月12日付記事が開きます。
泉水横手山林道(林道泉水横手山線)・泉水谷 その②←新タブで2010年11月28日付記事が開きます。


2 件のコメント:

横尾寿秋 さんのコメント...

倉沢行かれましたね!
私としては地蔵橋の先へ行ってほしかったのですが
危険も伴うエリアですので
止めておこうと思った時に引き返すのは懸命ですね
止めておこうと思って行くと大抵良いことはありません。

実際殆どの方が埋土の場所で引き返し
あの先に行く人は相当なマニアだけです。
ただ、あの先も景色が良いんですよ~

都内近郊で林道から見える景色としては
林道+沢というジャンルが有れば
都内NO1だと思います。

勿論川苔も素晴らしいですし、
真名井の高度感も相当なものですので
まぁ、好みの問題でしょうけどね~

ボラザぢぃ さんのコメント...

タマチャリンさま
今回はタマチャリンさんの記事で予習して行ったので、土留めから先にも素晴らしい景色が続いていることは知っていました。
が、踵が剥がれかかってる靴で歩くには、そこそこ距離があるなあ・・・とも思いまして(^ ^;)
出掛ける前に装備をしっかり確認しなければいけませんね。
いつもコメントありがとうございます!m(_ _)m
励みになりますっ!!